思ひ初む(読み)オモイソム

デジタル大辞泉 「思ひ初む」の意味・読み・例文・類語

おもい‐そ・む〔おもひ‐〕【思ひ初む】

[動マ下二]
思いはじめる。心にかけはじめる。
「何となくあだなる花の色をしも心に深く―・むらむ」〈西行家集
恋しはじめる。
「あすか川淵は瀬になる世なりとも―・めてむ人は忘れじ」〈古今・恋四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android