思ひ籠む(読み)オモイコム

デジタル大辞泉 「思ひ籠む」の意味・読み・例文・類語

おもい‐こ・む〔おもひ‐〕【思ひ籠む】

[動マ下二]思うことを心中に隠す。外に表さないで、心中に深く思う。
「恋しきも―・めつつあるものを人に知らるる涙何なり」〈後撰・恋三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む