恨・怨(読み)うらめしい

精選版 日本国語大辞典 「恨・怨」の意味・読み・例文・類語

うらめし・い【恨・怨】

〘形口〙 うらめし 〘形シク相手の心や処置期待に反するものであったり、望ましくない事態自力ではどうにもならないような場合、それに対する不満、嘆きなどが心の内にわだかまっている。残念で悲しい。
万葉(8C後)一三・三三四六「天地の 神し恨之(うらめシ) 草枕 この旅の日(け)に 妻離(さ)くべしや」
うらめし‐が・る
〘他ラ四〙
うらめし‐げ
〘形動〙
うらめし‐さ
〘名〙

うらめし【恨・怨】

〘形シク〙 ⇒うらめしい(恨)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android