デジタル大辞泉 「恨めしい」の意味・読み・例文・類語 うらめし・い【恨めしい/▽怨めしい】 [形][文]うらめ・し[シク]《「うらむ」の形容詞化》1 恨みに思われる。にくらしい。「彼の裏切りが―・い」2 残念に思われる。情けない。「役にも立たないわが身が―・い」[派生]うらめしがる[動ラ五]うらめしげ[形動]うらめしさ[名][類語](1)恨み・悔しい・遺恨・怨恨・逆恨み・私怨・怨念・怨嗟えんさ・意趣・宿意・宿怨しゅくえん・宿恨・積怨せきえん・旧怨きゅうえん・仇あだ・憎しみ・復讐心ふくしゅうしん/(2)まがまがしい・いまわしい・いとわしい・おぞましい・うとましい・忌む・嫌い・毛嫌い・大嫌い・食わず嫌い・いけ好かない・虫が好かない・嫌いや・気に食わない・犬も食わぬ・憎い・憎らしい・憎たらしい・憎憎しい・苦苦しい・いまいましい・苦虫を噛み潰したよう・苦り切る・眉をひそめる・鼻持ちならない・うとむ・うとんずる・嫌気・忌避・忌み嫌う・煙たがる・呪わしい・きしょい・気色が悪い・気味が悪い・気味悪い・底気味悪い・薄気味悪い・鳥肌が立つ・気持ち悪い・虫唾むしずが走る・反吐へどが出る・きもい・グロい・おどろおどろしい・不気味・不快・不愉快・鼻に付く・うっとうしい・むかつく・むしゃくしゃ・くしゃくしゃ・不興・不機嫌・薄ら寒い・うそ寒い・胸が悪い・胸糞が悪い・苛立たしい・しかめっ面・渋面・しぶつら・しかめる・ひそめる・ひそみ・顰蹙ひんしゅく・苦る・辟易・うるさい・嫌がる・嫌気が差す・厭いとう・蛇蝎視だかつし・唾棄・倦厭けんえん・迷惑・身の毛がよだつ・総毛立つ・背筋が寒くなる・背筋が凍る・ぞっと・肌に粟あわを生じる・冷汗三斗・口惜くちおしい・腹立たしい・残念・無念・心外しんがい・癪しゃく 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「恨めしい」の意味・読み・例文・類語 うらめし・い【恨・怨】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]うらめし 〘 形容詞シク活用 〙 相手の心や処置が期待に反するものであったり、望ましくない事態が自力ではどうにもならないような場合、それに対する不満、嘆きなどが心の内にわだかまっている。残念で悲しい。[初出の実例]「天地の 神し恨之(うらめシ) 草枕 この旅の日(け)に 妻離(さ)くべしや」(出典:万葉集(8C後)一三・三三四六)恨めしいの派生語うらめし‐が・る〘 他動詞 ラ行四段活用 〙恨めしいの派生語うらめし‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙恨めしいの派生語うらめし‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by