成る口(読み)ナルクチ

デジタル大辞泉 「成る口」の意味・読み・例文・類語

なる‐くち【成る口】

酒が飲める人。いける口。
「―と云うでもないのに、立続けの五六杯がひどく利いて」〈柳浪河内屋
口説いたらものになりそうな人。
「こいつ―ぢゃと思うて」〈伎・韓人漢文〉

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