戦慄き出ず(読み)わななきいず

精選版 日本国語大辞典 「戦慄き出ず」の意味・読み・例文・類語

わななき‐い・ず‥いづ【戦慄出】

  1. 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙 ぶるぶるふるえながら出る。また、声や音がふるえながら出る。
    1. [初出の実例]「侍の長なる者〈略〉、わななき出でたり」(出典:枕草子(10C終)八七)

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