打紙・擣紙(読み)うちがみ

精選版 日本国語大辞典 「打紙・擣紙」の意味・読み・例文・類語

うち‐がみ【打紙・擣紙】

〘名〙 石盤の上で木づちで打って艷(つや)を出した紙。艷出しには蝋(ろう)や油を用いる。
正倉院文書‐天平宝字四年(760)二月二五日・造東大寺司解「令繕於打紙六万八千四百張」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android