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抵触法(読み)ていしょくほう

世界大百科事典(旧版)内の抵触法の言及

【国際私法】より

…こうしたところ等から,間接・形式的ではあるが,法例3条1項のような方法が比較的多く用いられている。この方法は伝統的に抵触法的方法と呼ばれている。上の例で成年年齢が各国で異なっていて各国の法律が互いに衝突・抵触しあっているように思えるところから,問題の核心はこの法の抵触を解決するところにあると考え,その解決基準となるような法的基準を作ろうとし,そうした法的基準を,法の抵触を解決する法律つまり抵触法と呼んだところに由来する。…

【法の抵触】より

…真の抵触であれば,なんらかの妥協・調和を見いだす必要がある。この問題を解決するための法的基準を,抵触法とか衝突規則とかいう。こうした問題発現の状況は,17世紀にオランダのウルリック・フーベルスによって法の抵触conflictus legumと考えられ,あるいはドイツのニコラス・ヘルティウスにより法の衝突collisio legumなどと考えられたが,以後この名称が定着した。…

※「抵触法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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