捻子(読み)ねんし

山川 世界史小辞典 改訂新版 「捻子」の解説

捻子(ねんし)

捻軍(ねんぐん)

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の捻子の言及

【捻軍】より

…捻は安徽省北部の方言で一群の人々を意味する。康熙年間(1662‐1722)から安徽北部を中心に山東,河南,湖北などで活動の知られる捻子(捻党)を起源とする。捻子は塩の闇取引や富豪襲撃などを業とする一種の遊俠集団であったが,災害や重税に苦しむ農民を吸収して勢力を増し,太平軍の北伐が行われるころから各地の小集団を連合,1855年(咸豊5)張洛行を盟主として清朝打倒の姿勢を示した。…

※「捻子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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