旅の恥は掻捨て(読み)たびのはじはかきすて

精選版 日本国語大辞典 「旅の恥は掻捨て」の意味・読み・例文・類語

たび【旅】 の 恥(はじ)は掻捨(かきす)

  1. 旅先では知った人もいないし、長くいるわけでもないから、恥かしい行ないをしてもその場限りのものである。旅先では、解放感も加わってふだんならしないような恥さらしなことを平気でやる場合のことをいう。旅の恥は弁慶状。〔譬喩尽(1786)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android