春片設く(読み)はるかたまく

精選版 日本国語大辞典 「春片設く」の意味・読み・例文・類語

はる【春】 片設(かたま)

  1. 春の来るのを待つ。また、春が近づく。春になる。
    1. [初出の実例]「梅の花散りまがひたる岡びには鶯鳴くも波流加多麻気(ハルカタマケ)て」(出典万葉集(8C後)五・八三八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android