…当時は白尾坊昨烏と号していたが,79年(安永8)の斗墨編《春興帖》に初めて白雄の号が見える。諸国を旅し,関東から信州にかけて多くの門弟を育て,80年には江戸日本橋に春秋庵を開き,《春秋稿》初編~第5編を次々に刊行して俳壇に一勢力を築いた。師鳥酔の説をつぎ,俗を離れて自然の雅趣を重んじることを唱えた。…
※「春秋庵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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