春鳥の(読み)ハルトリノ

デジタル大辞泉 「春鳥の」の意味・読み・例文・類語

はるとり‐の【春鳥の】

[枕]春の鳥のようにの意から、「のみ泣く」「さまよふ」にかかる。
「―音のみ泣きつつあぢさはふ夜昼知らず」〈・一八〇四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 春鳥 初出

精選版 日本国語大辞典 「春鳥の」の意味・読み・例文・類語

はるとり‐の【春鳥の】

  1. 春の鳥のようにの意で、「さまよふ」「音(ね)を泣く」にかかる。
    1. [初出の実例]「春鳥之(はるとりの) さまよひぬれば 嘆きも いまだ過ぎぬに」(出典万葉集(8C後)二・一九九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む