期待インフレ率(読み)きたいいんふれりつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「期待インフレ率」の意味・わかりやすい解説

期待インフレ率
きたいいんふれりつ

ブレーク・イーブン・インフレ率

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の期待インフレ率の言及

【スタグフレーション】より

…すなわち経済政策では,有効需要のコントロールを積極的に行うというケインズ的な考え方は後退し,均衡財政と通貨量の安定的な増加を主眼とし市場経済の自律性にゆだねるマネタリスト(マネタリズム)的な考え方が有力となった。また理論面では,期待インフレ率の役割が重視されるようになり,自然失業率仮説や,合理的期待形成仮説を生んだ。 現在ではスタグフレーションは,期待インフレ率の上昇により起こるものと考えられている。…

※「期待インフレ率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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