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…哲学畑ではライプニッツ,F.H.ヤコビ,コント研究などを残したが,のちÉ.デュルケームの社会学的立場に共鳴し,《道徳と習俗学》(1903)では社会的事実としての道徳・習俗の実証的研究を主張した。これを転回点として後半生を費やして成ったのが,西洋文明社会の合理的思考と対比的な〈未開心性mentalité primitive〉の提唱だった。《下級社会における心的機能》(1910。…
※「未開心性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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