札幌軟石(読み)さっぽろなんせき

最新 地学事典 「札幌軟石」の解説

さっぽろなんせき
札幌軟石

Sapporo soft stone

北海道札幌市産の石材名。第四紀更新世(約4.4万年前)の支笏火山の破局的噴火に由来する火砕流堆積物で溶結凝灰岩色調は淡灰褐色で耐火性に優れ,加工が容易。1875年頃より採掘が開始。開拓使により,札幌の都市としての不燃化を推進するために活用が推奨された。札幌市資料館(旧札幌控訴院・国指定重要文化財),小樽運河周辺の木骨石造倉庫にも利用。採掘地跡は札幌市藻南公園や石山緑地で観察できる。

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関連語 松田

デジタル大辞泉プラス 「札幌軟石」の解説

札幌軟石

石材の名。北海道札幌市で産出される凝灰岩。道庁旧本庁舎、旧札幌高等裁判所などに使用されている。

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世界大百科事典(旧版)内の札幌軟石の言及

【豊平川】より

…1972年上流に豊平峡(ほうへいきよう)ダムが建設され,札幌市の上水道源としての役割がいっそう大きくなった。また中流部は果樹と札幌軟石(家屋用石材)の産出で知られ,下流の旧豊平川沿いは古くからタマネギの産地である。最近では都市河川としての整備が進み,水質の浄化により79年からはサケの遡上も確認されている。…

※「札幌軟石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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