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柳営御物 りゅうえいごもつ

大辞林 第三版の解説

りゅうえいごもつ【柳営御物】

徳川将軍家の名物茶道具。家康の茶道具が基礎となり、三代家光の代に充実。のち分類・整理が行われ、将軍家の名物茶道具の称となった。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の柳営御物の言及

【コレクション】より

博物館美術館【鈴木 杜幾子】
[日本]
 日本における美術品の収集は,室町時代中期の足利義政による〈東山御物〉が,史料によってもさかのぼりうる,もっとも早い例であろう。その後,《三十六人集》や堆朱盆の名品などの東西両本願寺の収集,多くの献上品を主とした徳川将軍家の〈柳営御物〉などがある。江戸時代以降は各地の大大名によって茶道具や古書画の収集が行われ,加賀前田家の茶道具,工芸品のほか雪舟や宗達の絵画に及んだ大収集,肥後の細川家,長州の毛利家などの収集も,ある程度は今日まで伝えられている。…

【東山御物】より

…狭義には東山殿と呼ばれた将軍足利義政の収集品をさすが,広くは足利将軍家の所蔵した,おもに唐絵(からえ)(宋元画)を中心とする美術工芸品をいう。徳川将軍家の所蔵品を柳営御物と呼ぶのに対しての呼称といえる。これらの作品を所持したことの根拠として,義政の祖父義満が画面に捺(お)した〈天山〉と〈道有〉の印章,父義教の〈雑華室印〉などの鑑蔵印が知られる。…

※「柳営御物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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