柵自来也談(読み)やえむすび じらいやものがたり

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「柵自来也談」の解説

柵自来也談
やえむすび じらいやものがたり

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
近松徳三 ほか
初演
文化4.9(大坂・嵐亀三郎座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の柵自来也談の言及

【自来也説話】より

…後編は自来也が妙香山の異人から授かった蝦蟇(がま)の術で,主家の敵石堂家をねらうが,忠臣の計略と江ノ島弁天授与の石の法螺貝の奇特で術を破られ自滅する筋。1807年大坂で劇化されたものに《柵自来也談(やえむすびじらいやものがたり)》があり,また合巻《児雷也豪傑譚》はこの作に想を得ている。【鈴木 重三】。…

※「柵自来也談」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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