…日本で最初に版本となった鯨専門書。紀州和歌山の薬店主楫取屋治右衛門の著作。1巻1冊。1760年(宝暦10)刊。治右衛門は,姓は山瀬,名は春政,号は如水軒という。稲生若水に本草を学ぶ。治右衛門は紀州という地の利を得て,実見した資料を基に《鯨志》をつくった。本書は,はじめにクジラについて通論し,次いで14種のクジラを図説している。その図説はかなり動物学的に優れている。図は画工が,クジラを実見し,写生したものがもとになっている。…
※「梶取屋治右衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...