…一族に和田,神宮寺,橋本ら諸氏があり,所領は河内,和泉に分布し,建武新政期に正成は恩賞として常陸国久慈西郡瓜連,土佐国安芸荘を得たことがある。南北朝合一後,楠木氏は時代の表面からほとんど消え,後南朝の動きに関連してときに姿を現す程度だったが,正儀の子孫大饗正虎(おおあえまさとら)が1536年(天文5)将軍足利義輝に仕え,楠長諳(ちようあん)と号して織田信長,豊臣秀吉の右筆となり,楠木氏はその立場を多少回復した。【網野 善彦】。…
※「楠長諳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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