欧州宇宙機関(読み)オウシュウウチュウキカン(その他表記)European Space Agency

関連語 イーサ

知恵蔵mini 「欧州宇宙機関」の解説

欧州宇宙機関

ヨーロッパ各国が共同で設立した、宇宙開発・研究機関。略称ESA。本部所在地は、フランス・パリ。ロケット射場は、フランス領ギアナギアナ宇宙センター(CSG)。年間総予算、約30億ユーロ(2008年度)。1975年に欧州宇宙ロケット開発機構(ELDO)と欧州宇宙研究機構(ESRO)が合併し設立された。設立参加国はイギリス、ドイツ、イタリア、フランスなど10カ国で、更に2010年2月までに8カ国が正式加盟国として加わった。1979年、アリアン・ロケットの初打ち上げに成功し、2011年現在、世界の民間衛星商用打ち上げ実績の約半分を占めている。03年にはヨーロッパ初の火星探査機「マーズ・エクスプレス」が打ち上げられ火星に到着、着陸機は行方不明となったが、13年11月、火星の大渓谷「ヘベス谷」の詳細な姿を届けるなど、周回機が火星の写真を撮り続けている。

(2013-11-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

百科事典マイペディア 「欧州宇宙機関」の意味・わかりやすい解説

欧州宇宙機関【おうしゅううちゅうきかん】

ESA(イーエスエー)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「欧州宇宙機関」の意味・わかりやすい解説

欧州宇宙機関
おうしゅううちゅうきかん

ESA

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む