水滑石(読み)スイカッセキ

関連語 松原 加藤

最新 地学事典 「水滑石」の解説

すいかっせき
水滑石

brucite

化学組成Mg(OH2鉱物ブルーサイトとも。三方晶系,空間群,格子定数a0.3147nm, c0.4769, 単位格子中1分子含む。板状~葉片状結晶の集合。まれに針状~繊維状。白色,ときに灰・淡緑・淡青色を帯びる。透明,真珠~脂肪光沢。劈開{0001}完全。硬度2.5, 比重2.39。薄片では無色,屈折率ω1.559~1.590, ε1.580~1.600, 一軸性正。Mgの位置はMn(パイロクロアイト,pyrochroite),Fe(アマキナイト,amakinite),Ni(テオフラストス石,theophrastite),Ca(ポートランド石,portlandite)と置換して同構造の水滑石族を形成。蛇紋岩・緑色片岩・ドロマイトスカルンなどケイ酸に乏しい岩石中に産出。名称は最初に記載した米国の鉱物学者A.Bruce(1777~1818)にちなむ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水滑石」の意味・わかりやすい解説

水滑石
すいかっせき

「ブルーサイト」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の水滑石の言及

【ブルーサイト】より

…白色板状の軟らかい鉱物。水滑石(すいかつせき),ブルース石とも呼ぶ。化学成分Mg(OH)2だが,Mgの一部をFe2+,Mn2+などで置換することがあり,その場合,灰・淡緑・淡青色を呈する。…

※「水滑石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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