…1404年(応永11)に,明の成祖永楽帝と日本の将軍足利義満とのあいだにとりきめられた通商貿易に関する条約といわれているもの。この年が明の永楽2年にあたるところから永楽要約ともいわれる。内容は,(1)遣明船は10年に1回の割合で入貢させる,(2)毎回の正副使や乗船乗組の人員は300人以下にする,(3)船数は2隻にする,というものである。…
※「永楽要約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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