江寧(読み)コウネイ

デジタル大辞泉 「江寧」の意味・読み・例文・類語

こうねい〔カウネイ〕【江寧】

中国晋代に、現在の江蘇省江寧県の西南に置かれた県。隋代に南京に移され、宋・明以降は府となった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「江寧」の意味・読み・例文・類語

こうねいカウネイ【江寧】

  1. [ 一 ] 中国、南唐・清代に現在の南京に置かれた府名。
  2. [ 二 ] 晉代、現在の江蘇省江寧県の西南に置かれた県名。隋代に南京に移され、唐宋以降、これに因った。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の江寧の言及

【南京】より

…今の南京市の名は明初に始まる。また金陵,江寧,白下などの別称も多い。日本での通称〈ナンキン〉は南方方言音が,長崎などを経由して入り広まったものである。…

※「江寧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む