江西村(読み)えにしむら

日本歴史地名大系 「江西村」の解説

江西村
えにしむら

[現在地名]八開村江西

東は元赤目もとあかめ村、西は給父きゆうぶ村に接する小村。大永三年(一五二三)五月一三日の富士山鉄造大日如来坐像銘(甲斐国志)に「尾州海東郡富田庄江西郷野間弥三郎」と当村の名がみえる。「徇行記」によれば、概高一八三石余はすべて成瀬隼人正の給知。田は一一町三反七畝、畑は一六町八反七畝。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android