20世紀日本人名事典 「河島敬蔵」の解説
河島 敬蔵
カワシマ ケイゾウ
明治期の英文学者,翻訳家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
明治期の英文学者,翻訳家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
…青春を激しく燃焼させる恋人たち,文彩に富んだ華麗なせりふ,加速度的テンポで大詰めに直進する筋の展開は,この抒情的な愛の悲劇をシェークスピアの作品中最も人気の高いものの一つにしている。 日本では,1886年英文学者河島敬蔵が《露妙樹利戯曲春情浮世の夢》と題して翻訳,坪内逍遥の訳も1910年に刊行された。なお,この作品を題材とした音楽に,ベルリーニ,グノーのオペラ,ベルリオーズの合唱と管弦楽曲,チャイコフスキーの幻想序曲,プロコフィエフのバレエ曲などがあり,アメリカのミュージカル《ウェスト・サイド物語》も同様の主題を扱っている。…
※「河島敬蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」