活性部位(読み)かっせいぶい

栄養・生化学辞典 「活性部位」の解説

活性部位

 →活性中心

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の活性部位の言及

【酵素】より

…高次構造を備える点では,酵素以外の各種タンパク質,たとえば筋肉タンパク質,免疫タンパク質,膜タンパク質なども同様であるが,酵素の構造の最大の特徴は,分子の一部に活性中心を有することである。活性中心は活性部位,触媒中心などとも呼ばれ,基質や補酵素が結合するために必要な空間を指すが,多くの場合,酵素分子の表面から内部に向けて開けた細い間隙(かんげき)のような広がりとなっている(図2)。タンパク質
[酵素の反応]
 酵素は他の化学触媒と異なり,ごく限られた範囲の基質substrateにしか作用しない。…

※「活性部位」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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