デジタル大辞泉 「流動化処理土」の意味・読み・例文・類語 りゅうどうかしょり‐ど〔リウドウクワシヨリ‐〕【流動化処理土】 建設残土などに、水とセメントや固化材を混ぜ合わせたもの。建設残土や泥土を再利用して埋め戻す流動化処理工法で用いられる。マンメードソイル。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「流動化処理土」の解説 流動化処理土 流動性のある資源循環型の埋め戻し材。建設残土に水・セメントを混ぜて作る。1980年代に久野悟郎(中央大学名誉教授・流動化処理工法研究機構名誉理事長、故人)が研究を始め、93年度に建設省(現国土交通省)と社団法人日本建設業経営協会中央技術研究所との共同開発が開始された。同年には建設省に流動化処理土の利用技術研究会が設置され、技術が確立された。コンクリートほどの強度はないが、廃棄物を利用し、流動性に富み適度な硬度をもつため、特に狭い空間の埋め戻しや充填、上下水道管・電力ケーブルなどの受台を兼ねた埋め戻しなどに広く用いられている。 (2016-11-10) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報