海路安心録(読み)かいろあんじんろく

精選版 日本国語大辞典 「海路安心録」の意味・読み・例文・類語

かいろあんじんろく【海路安心録】

  1. 西洋式の航海術書。坂部広胖(ひろなお)著。文化一三年(一八一六)刊。正称は「算法海路安心録」。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の海路安心録の言及

【坂部広胖】より

…その中には,球面三角法,対数表の使い方,楕円周の求め方も示されている。坂部には多くの著書があるが,刊行されたのは,ほかに《海路安心録》(1817)があり,航海に必要な種々の心得が説明されている。また,《地球略図説》なる1枚刷りの世界地図の刊行もある。…

※「海路安心録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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