混み合い効果(その他表記)crowding effect

法則の辞典 「混み合い効果」の解説

混み合い効果【crowding effect】

単独生活を営む種では混み合いはマイナスの効果(過密効果)が顕著であるが,多少とも集団的に生活する種では逆にプラスの効果があり,逆に混み合いが存在しないと「過疎効果」が顕著となる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の混み合い効果の言及

【密度効果】より

…一般には,個体群の密度によって個体の産子数,成長率,死亡率,行動などに変化が生じ,ひいては個体群増加率に影響が表れることをいう。とくに高密度化での密度効果を〈混み合い効果crowding effect〉と呼ぶこともある。空間や食物という資源には限りがあるから,生物がその個体数を無限に増加させることは不可能である。…

※「混み合い効果」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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