日本歴史地名大系 「済美録」の解説 済美録せいびろく 四六六巻八九三冊 広島藩・浅野家編成立 文政三年―明治末年原本 浅野長愛氏解説 歴代広島藩主の事蹟を記録。寛政一二年広島城内に「御旧記調席」を設けて、藩主家の記録や旧記、藩士所蔵の旧記などの収集につとめ、文化三年浅野長政から宗恒までの世紀が完成。さらに重晟から長勲にいたる世紀は、明治になって浅野家により継続完成。豊富な原文引用と史料考証を加えた史伝。構成は頭書のほか広島藩主歴代順に、太祖公一〇巻、清光公一二巻、自得公二三巻、玄徳公六一巻、天心公一一巻、顕妙公三七巻、吉長公御代記四七巻、鶴皐公三五巻、恭昭公五六巻、天祐公四六巻、温徳公四一巻、大光公一一巻、長訓公二一巻、長勲公五五巻。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by