漕ぎ歩く(読み)コギアリク

デジタル大辞泉 「漕ぎ歩く」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐あり・く【×漕ぎ歩く】

[動カ四]あちらこちらと、舟を漕いで回る。
「いみじう小さきに乗りて―・く」〈・三〇六〉

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精選版 日本国語大辞典 「漕ぎ歩く」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐あり・く【漕歩】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 舟であちらこちらと漕ぎ回る。
    1. [初出の実例]「はし舟とつけて、いみじう小さきに乗りてこぎありく、つとめてなどいとあはれなり」(出典:枕草子(10C終)三〇六)

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