漢山(読み)かんざん

精選版 日本国語大辞典 「漢山」の意味・読み・例文・類語

かんざん【漢山】

  1. 朝鮮、京畿道広州の古名。四世紀初頭から四七五年まで百済の都となった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の漢山の言及

【公州】より

…遺跡めぐりや鶏竜山など観光資源にも恵まれ,韓国の代表的観光地の一つである。【谷浦 孝雄】
[遺跡]
 公州邑は百済の文周王1年(475)に,漢山城から遷都した熊津(ゆうしん)(熊川)にあたる。その後,聖明王16年(538)に泗沘(しひ)(現,扶余)に遷都するまでの5代63年間にわたって,百済中期の国都であった。…

【ソウル】より

…旧市街は四方を山に囲まれ,夏の平均気温は25.4℃,冬の平均気温は-4.9℃と年間温度差が30℃を超え,内陸性の気候を示している。北と南に,それぞれ北漢山(836m)・北岳山と,南漢山・冠岳山(629m)などがそびえ,また,中央部を漢江が東から西へと流れて自然の要害をなす。李朝の太祖,李成桂が1394年に,ここを王都に定めて以来500年以上にわたって,政治・経済・文化・軍事・交通の中心地となり,現在も特別市として大きな位置を占める。…

※「漢山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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