世界大百科事典(旧版)内の激光X11号の言及
【レーザー】より
…このレーザーを直径1mmくらいの重水素,三重水素充てん球に照射し,この燃料球を爆縮し,反応率を高め,数百倍のエネルギー利得をうる研究が進められている。大阪大学に設置された激光X11号ガラスレーザーは,世界一の出力をもつ全50TW,20kJの12ビームレーザー光を直径800μmのターゲットに照射し,核反応中性子400億個を検出している。大阪大学の二重殻ターゲット〈キャノンボール〉はきわめて一様に加熱圧縮ができることで有名である。…
※「激光X11号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」