…秋葉信仰は火難・水難よけ,とくに火難よけ(火伏せ)の信仰として全国的に分布しているが,とくに関東・中部地方に濃厚である。この信仰の中心は遠州秋葉山で,各地の秋葉山はここから分祀したものといえる。…
…京都愛宕山にまつられている愛宕神社を中心とする信仰。火伏せの信仰が中心である。近畿地方を中心として代参講が形成され,愛宕山へ代参を送り火伏せの札と樒(しきみ)の枝とを受けてくるほか,6月あるいは7月の24日に〈愛宕火〉と称して火祭をする所もみられる。…
…漁村で金毘羅神をまつっているところは,全国に多い。水の神として,火伏せの信仰もある。権現には,金毘羅神の守り札をかざして火を防ぐ火難除けの絵馬や,江戸の町火消しが奉納した灯籠もある。…
※「火伏せ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
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