為集(読み)しつむ

精選版 日本国語大辞典 「為集」の意味・読み・例文・類語

し‐つ・む【為集】

〘他マ下二〙 (「しあつむ(為集)」の変化した語) なしあつめる。とりあつめる。
※栄花(1028‐92頃)衣の珠「絵物語など、みな焼けにしのち、〈略〉しつめさせ給へるも」

し‐あつ・む【為集】

〘他マ下二〙 数多く作りなす。数多く作って集める。
源氏(1001‐14頃)明石「残りのよはひ積むべき稲のくら町どもなど、をりをり処につけたる見所ありて、しあつめたり」

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