デジタル大辞泉 「無線ICタグ」の意味・読み・例文・類語 むせん‐アイシータグ【無線ICタグ】 《wireless integrated circuit tag》⇒ICタグ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵 「無線ICタグ」の解説 無線ICタグ データの読み書きを無線で行う電子タグ。電子タグとは数mm角のICチップを内蔵したタグで、バーコードなどに置き換わるものとして考案された。扱える情報量が多い、情報の書き換えが可能、物体に埋め込むことができるので表面にコードを印刷するスペースが不要、といったメリットがある。バーコードでは製品単位の識別にとどまっていた商品管理が商品の各個体単位でできるようになる、流通経路や配送先等の情報を追加できるなど、偽造防止やトレーサビリティーを高める用途で利用される。技術的には非接触型ICカードと類似している。ICタグやRFIDなどとも呼ばれるが、RFIDは無線ICタグを利用してID管理を行うシステム全体を指す。 (斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報