無袖は振れぬ(読み)ないそではふれぬ

精選版 日本国語大辞典 「無袖は振れぬ」の意味・読み・例文・類語

ない【無】 袖(そで)は=振(ふ)れぬ[=振(ふ)られぬ]

  1. 実際ないものはどうにもしようがない。してやりたいと思っても力がなくてどうにもならない。
    1. [初出の実例]「ない袖はふられぬ冬の尾花哉〈未得〉」(出典:俳諧・毛吹草追加(1647)中)

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