煮御水(読み)におもい

精選版 日本国語大辞典 「煮御水」の意味・読み・例文・類語

に‐おもい‥おもひ【煮御水・漿】

  1. 〘 名詞 〙 いったんわかした水を、再びさまして飲用としたもの。湯ざまし。煮ざまし。つくりみず。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む