熊谷堤(読み)くまがやづつみ

世界大百科事典(旧版)内の熊谷堤の言及

【勧農】より

…戦国武将による治水工事の典型的事例には武田信玄による釜無川の治水があり,豊臣氏の直轄地では河内の狭山池修復工事,江戸幕府の関東幕領では利根川・荒川の瀬替,備前堀の開削などが著名である。このほかにも後北条氏の熊谷堤,佐々成政による常願寺堤,加藤清正による白川の石塘など,枚挙にいとまがない。治水工事とともに創設された灌漑施設の維持管理にも領主は心を寄せ,必要な用具や資材を農村に給付する。…

※「熊谷堤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android