燻炭(読み)クンタン

世界大百科事典(旧版)内の燻炭の言及

【園芸】より

…海砂は貝殻片などをふくみ良質であるが,塩分を洗い去ることが必要である。(f)燻炭(くんたん) もみがらや木片を炭化させたものは多孔質で通気,保水がよく,適宜の大きさにふるい分けて赤玉土や川砂と混ぜて東洋ラン,山野草の栽培に用いる。 腐葉土が入手困難となっている都市では,バーミキュライトやパーライト,ときにはもみがらや燻炭を2~3割混入することによって,草花類も樹木類もかなりよく育つ。…

※「燻炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む