猿婿入(読み)さるむこいり

精選版 日本国語大辞典 「猿婿入」の意味・読み・例文・類語

さる‐むこいり【猿婿入】

〘名〙 異類婚姻譚一つ。爺が干上がった田で、田に水をかけてくれる人があったら娘をやろうとつぶやくと猿が出てきて水を出す。末娘が承知して猿と連れ立って行くが、猿は谷川に落ちて流れてしまうというもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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