田の面の雁(読み)タノムノカリ

デジタル大辞泉 「田の面の雁」の意味・読み・例文・類語

たのむ‐の‐かり【田の面の×雁】

田に下りているがん和歌などで、多く「頼む」に掛けて用いる。
「わが方によると鳴くなるみ吉野の―をいつか忘れむ」〈伊勢・一〇〉

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