甲賀宮(読み)こうがのみや

改訂新版 世界大百科事典 「甲賀宮」の意味・わかりやすい解説

甲賀宮 (こうがのみや)

紫香楽宮(しがらきのみや)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の甲賀宮の言及

【紫香楽宮】より

…奈良時代の聖武天皇の離宮で,一時ここに都が置かれた。742年(天平14)8月,都が恭仁京(京都府相楽郡加茂町)にあったとき,造宮卿の智努(ちぬ)王らに命じ近江国甲賀郡紫香楽村(滋賀県甲賀郡信楽町)に離宮を造らせたと《続日本紀》にあるのが初見で,信楽宮,甲賀(加,可)宮とも記す。743年10月,ここで盧舎那大仏造営の詔が出され,大仏を安置する甲賀寺は離宮に接して営まれたらしい。…

※「甲賀宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む