内科学 第10版 「瞳孔点眼試験」の解説
瞳孔点眼試験(自律神経系の機能検査法)
点眼する薬剤の種類により交感・副交感神経機能,障害部位を判定する方法である.交感神経系薬剤には 5%コカイン,1.25%アドレナリン,5%チラミンがあり,副交感神経系薬剤には2.5%メコリール,0.1%メコリールがある.[平田幸一]
■文献
Longo D, Fauci A, et al eds: Harrison’s Principles of Internal Medicine, 18th ed, McGraw-Hill, New York, 2011.
Low PA, Benarroch EE, eds: Clinical Autonomic Disorders. 3rd ed, Lippincott Williams and Wilkins, Philadelphia, 2008.
日本自律神経学会編:自律神経機能検査法,第4版,文光堂,東京,2007.
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報