石出吉胤(読み)いしで・よしたね

朝日日本歴史人物事典 「石出吉胤」の解説

石出吉胤

没年元和4(1618)
生年:天文1(1532)
江戸時代初期の名主。通称掃部亮。千葉氏一族で,文禄年間(1592~96)武蔵国足立郡(東京都足立区)本木村土地を開き,慶長3(1598)年にはその名が宿名となった掃部宿開発。その子孫同宿の名主を代々務めた。<参考文献>『新編武蔵風土記稿』(雄山閣本7巻)

(黒須茂)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android