岩石学辞典 「砂質」の解説 砂質 砂質.2mm以下で0.0625mm以上の大きさの粒子からなる堆積岩に用いる.固結しているか否かは問わない[Lyell : 1835, Krumbein & Sloss : 1951].一般に砂質の堆積岩起源あるいは酸性火成岩起源の岩石はSiO2に富み,FeO, MgOに乏しい.このため変成作用を受けても鉱物組成の変化は少なく,石英が主体の変成岩となる.ラテン語のarenaは砂の意味.アレニリティック(arenilitic)[Kirwan : 1799],プサモジェネアス(psammogenous)[Renevier : 1882]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報