磯へも沖へも着かず(読み)いそへもおきへもつかず

精選版 日本国語大辞典 「磯へも沖へも着かず」の意味・読み・例文・類語

いそ【磯】 =へも 沖(おき)へも 着(つ)かず[=にも 寄(よ)らず浪(なみ)にもつかず]

  1. どっちつかずである。中途半端である。
    1. [初出の実例]「討れもせず添はれもせず、礒へも沖へもよるべなき憂き身は」(出典:浄瑠璃・嵯峨天皇甘露雨(1714)三)

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