磯廻(読み)イソミ

デジタル大辞泉 「磯廻」の意味・読み・例文・類語

いそ‐み【××廻】

《「み」は動詞「み(廻)る」の名詞化で、曲がりめぐること、また、そのような地形をいう》
磯に沿ってめぐること。
「大舟に真梶しじき大君のみことかしこみ―するかも」〈・三六八〉
湾曲している磯。
馬並めていざ打ち行かな渋谿しぶたにの清き―に寄する波見に」〈・三九五四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 馬並

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android