社会百面相(読み)シャカイヒャクメンソウ

世界大百科事典(旧版)内の社会百面相の言及

【内田魯庵】より

…その基本的な文学観は《文学一斑》(1892)に示されている。小説の代表作には,知識人の内面の空白をリアリズムの手法で描いた《くれの廿八日》(1898)や,社会各層の矛盾を風刺した《社会百面相》(1902)があり,翻訳に《罪と罰》(1892‐93),トルストイ《復活》(1905)などがあるが,晩年は第一線を退き,《思ひ出す人々》(1925)をはじめ文壇回顧,人物評伝,随筆などに従事した。【十川 信介】。…

※「社会百面相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む